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アブラコとアニサキス

アブラコとアニサキス寄生虫の問題

アブラコとアニサキス

アブラコとアニサキス寄生虫の問題
~あなたもは知らず知らずのうちにアニサキスを口にしているかもしれません~

アブラコとアニサキス寄生虫の問題

~あなたもは知らず知らずのうちにアニサキスを口にしているかもしれません~

アブラコにアニサキスは寄生するのか

アニサキスが寄生しているのはサバ等の青魚やイカなどでよく耳にするかと思います。
さて、アブラコにはアニサキスが寄生しているのでしょうか。
アニサキスが寄生する魚は沢山います。
そもそも、アニサキスの成虫はクジラなど海の哺乳類を宿主としています。
アニサキスは生涯の生存過程の中で、オキアミに食べられ、アニサキスの幼虫が宿るオキアミを食べた魚の内臓に寄生していきます。
そして、この魚を人間が捕って食べることで人間の体内にアニサキスが入る込むこととなります。
我々釣り人が魚釣りで撒き餌として使うオキアミを食べにくる魚は自然界でもオキアミを食べている可能性があります。

オキアミ
つまり、釣りで言えばサビキで釣れるような魚種であればアニサキスが寄生している場合があるということです。
アブラコをサビキで狙う方はあまりいないと思いますが、狙わずしてサビキで釣れてしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そうです。アニサキスはアブラコにも寄生します。答えはYESです。
もちろん全てのアブラコに寄生している訳ではありませんが、アブラコに限らず多くの魚にアニサキスが寄生している可能性があります。
更に言えば、管理された養殖魚以外の魚にはアニサキスが寄生しているかもしれないのです。

アニサキスを食べてしまうと

アニサキスは生きたまま人の口から胃や腸に到達すると、食中毒(アニサキス症)を起こすことがあります。
アニサキスが、人間の体内で生きられる期間は長くて一週間と言われています。
誤ってアニサキスを人が食べてしまっても、その間おとなしくしてくれさえいれば、ただのタンパク質として取り込まれるだけで無症状で済む場合もあります。
しかし、中にはやんちゃなアニサキスもおりまして、胃や腸の壁に突き刺さって悪さをするやつもいます。
そんなアニサキスよってアニサキス症を発症し、みぞおちや下腹部の激しい痛みが生じるわけです。

腹痛 アニサキス
アニサキス症の事例は意外に多く、特に日本はお刺身文化がありますので結構身近なものです。
私が知る中にも周りだけでアニサキス症経験者が数人います。
もしもあなたがアニサキス症の痛みに襲われた場合、病院で内視鏡によりアニサキスを摘出してもらうことになりますが、できれば、自分も家族もそうはなりたくありませんので、出来る対策はしておきたいものです。
ちなみにアニサキスに大幸薬品の正露丸が効くと聞いたことがある方もいるかと思いますが、正露丸はアニサキスの活動を抑えて、アニサキス症の痛みを和らげる効果が実証されており特許も取得しています。
しかし、完全に死滅させるまでの効果を期待できるものではなく、アニサキス症予防と症状の緩和にとどまるようです。

また、実は魚に付く寄生虫には人間が食べることでの害があるものとないものがいます。
アニサキスの様なやっかいな寄生虫も居れば、誤って食べてしまっても胃液が勝って無害なものもいます。
アブラコはアニサキスの他、メタセルカリアという寄生虫も付きます。身の部分に大きめのゴマのような粒があればメタセルカリアの可能性が高いのですが、食べてしまっても害は無い寄生虫です。
しかし、害がないとはいえ、人にはよりますが、これらの寄生虫を口にすること自体あまり気分の良いものではありませんから、出来れば口に入れたくないと思うのが常ではないでしょうか。

アニサキス症にならないためには、アニサキスを口にしないのが一番の対策です。
しかし、とりわけ日本は魚介類の生食、いわゆるお刺身文化がありますので、アニサキスのことを知らなかったこれまでも、実はアニサキス症のリスクがあったと振り返ることも出来ます。
でも、スーパーで魚を処理する方々や寿司職人達は、やはりその道のプロ。

魚 捌く
また、魚を捕って流通する過程でも内臓処理や冷凍処理、新鮮さを適切に保つスピードで私達のお腹においしい魚を提供してくれています。
ですから、我々のところに届くころにはそのリスクはかなり軽減されているといえます。
しかし、我々釣り人の多くはその点素人ですから、釣った魚を食べる際には細心の注意が必要なわけです。

アニサキス症対策を釣り人目線で考える

アニサキスが居るのは、魚の内臓です。
ですから、魚の内臓を生で食べないのは大前提。
しかし、魚が死ぬとアニサキスは魚の筋肉に移動してきます。

魚とアニサキス
人間が魚を食べる際、多くは魚の身、いわゆる筋肉を食べますので、魚の鮮度が如何に大事かがそのことからも分かります。
アニサキス症予防には、まず第一にアニサキスを取り除くこと、そして第二にアニサキスを殺すこと。これに尽きます。
ちなみに、アニサキスは醤油や酢、わさび等では死なない事が分かっていますのでちょっとやっかいです。
まず、アニサキスを取り除くには、釣った魚の内臓を早い段階で外すこと。
そしてよく目視してアニサキスが居たら取り除くことがアニサキス症対策で大事なことです。
更にアニサキスを殺すには加熱する事。冷凍する事。そしてアニサキスを傷つける事です。
加熱の場合は70℃以上、もしくは60℃なら1分以上の加熱が必要とされていますので、殆どの加熱調理で問題ないと思われます。
刺身などの生食の場合は、一旦冷凍するのが安心です。アニサキスは-20度以上で2日以上で死滅するとされています。家庭用の冷蔵庫は一般的には-18℃前後と言われていますので、少し長めの冷凍が良いと思います。

アニサキス
アニサキスは糸状の虫ですが、その体を切断されると再生出来ず生きていけません。
ですから、刺身として身をカットする際は薄めに切ることを意識した方が良いです。
また、食べる際に良く噛むこともアニサキス症対策になります。

魚を捌く

少し怖いことを書きました。
でも、私自身、アブラコの刺身が大好きでこれまで沢山食べてきましたが、アニサキス症を発症したことは一度もありません。
スーパーに並ぶ魚でさえ、アニサキスが寄生していないという100%の保証はないことを考えると、皆知らず知らずにアニサキスを口にしていると考えた方が自然です。
釣ってきた魚でも、きちんと見る、ちゃんと冷凍、加熱すれば問題なくおいしくいただくことが出来るのです。



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※ ここでのアブラコ釣りは、私のメインフィールドである北海道の漁港におけるワームを使用したロックフィッシングを前提に記載されています。磯ロック等では参考にならない場合があります。
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