北海道産アブラコの魚体に惚れる。
色々なアブラコ達
金アブ
アブラコは、それぞれに色や形などの個性が強い魚です。
オスの婚姻色は有名ですが、これはメスが生んだ卵を守るオスの個体に現れます。
水温が下がり、スポーニングと呼ばれる産卵時期(北海道の私の地域では、おおよそ11月下旬頃~)に狙うことが出来ます。
毎年ずれがありますし、この時期にいつでも釣れる訳ではありませんので、お目にかかれるとうれしい価値ある一本となります。
全身ゴールドの大変魅力のある個体もいれば、顔やヒレなどの一部に強く発色しているものなど、さまざまなアブラコが存在します。
婚姻色の他、環境に適合させてか黒っぽい個体や、白っぽい個体、オレンジっぽいものや模様の強弱が激しいアブラコ等々います。
また、体高があるものや、太っているもの、やせ気味や長身などの体格に加え、顔や形にも個性があり、釣りあげた魚体の観察は、大変興味深く、楽しいものです。
でも、キープしないアブラコは、更に大きくなってまた釣れてくれる事を願い、記念撮影を終えたら出来るだけ早めに海に帰してあげて下さいね。