19ストラディック2500SHGのハンドルをゴメクサスのハンドルノブに交換
リールのハンドルノブを社外品に簡単ポン付けカスタム
リールのハンドルノブカスタムと言えば、ゴメクサス。
日本人は特に精密部品は国産を好む傾向のあると思うが、日本製のハンドルノブも各社数ある中、日本製ではなくあえて中国製のゴメクサスが大人気。
何よりゴメクサスのコスパの良さは群を抜いている。
タックルを直接地面に置かなければならない時でも、躊躇なくハンドルを立ててベールを保護出来るくらいの価格帯が大きな魅力の一つだ。
今回装着したのは19ストラディック2500SHG
このリールではないが、そもそもリールのT字ハンドルは使いにくさを感じていて好きになれないし、2500番サイズに大きめのパワーハンドルも不格好に思えていたので、個人的にはこの番手の純正ハンドルの形状は自分にとって結構使いやすく気に入ってはいた。
今回のプチカスタムの真の目的
しかし、 19ストラディックのハンドルシャフトにはベアリングは入っておらずカラーが挟んであるだけ。しかも許容範囲ではあったけど、ハンドルに若干のガタツキもある。
デザイン云々より実はこっちの解消が今回の真の目的。
ついでに見た目のデザインも好みに寄せて、少し気分を変えてみようと思ったのだ。
そして、組み合わせているロッドのグリップエンドの装飾に少しだけ似ているゴメクサスの小ぶりなハンドルを見つけ、今回導入してみることにした。
続いてカラーの選択。
19ストラディックは全身シルバーが特徴的。ゴメクサスのハンドルグリップも全身シルバーな物もあるが、自分的にはリールのスプールエッジやロッドに合わせてシルバーとブラックのコンビをチョイスした。
ゴメクサスのハンドルノブを購入
ゴメクサスは現在釣具店などの実店舗で入手することは出来ないのでネットで購入することになる。
公式ストアから購入したが、こんな茶封筒で素朴な感じに届いた。

そして茶封筒を開封すると、なんと潔いパッケージだろうか。
この辺はさすがとしか言葉が見つからない。
そして、パッケージをよく見ると日本をかなり意識した模様にも見えるし、説明書もきちんと日本語でも書かれていたので、日本は大きなマーケティング市場なのだろう。
さて、中身を見てみよう。
セット内容は、ハンドルノブ本体と、説明書、ベアリング×2、カラー×1、ワッシャー×5、パッキン×2
ハンドルノブ単体で見ると安価がゆえ正直質感のチープさはある。
しかし、値段相応でもあり左程のがっかり感もない。

ワッシャーはそれぞれに厚さが5段階になっている。
カスタムハンドルの対応するリールが数多いことやシャフトの長さ、ハンドル自体にも個体差があることから、このワッシャーを使ってガタツキを最小限に調整するための部品。
ちなみにカラーとゴムパッキンは19ストラディックには不要だ。
まず、交換の前にハンドルノブを純正と比べてみる
上がノーマルハンドル。下がゴメクサスのハンドル。思い描いていたとおり、サイズ感はほとんど変わらない。
交換後に主張しすぎ感が出るのが自分好みではないのでこの辺は合格。
厚みはこんな感じ。
悪くない。
さっそく交換作業に取り掛かる
まずはじめに、ゴメクサスのハンドルノブのあたまを外しておく。くるくる回すだけで難なく外せる。

そして次に、純正ノブの頭のメッキ部分のパーツをマイナスドライバーでこじって取り外す。
力を入れなくてもすぐにポコッと取れてくれる。


見えてきた中のネジをドライバーで回すと簡単にハンドルが取れて下のように裸のシャフトだけになる。
この時のネジはゴメクサスのハンドルを取り付ける時にも使うので無くさないように。
このシャフトに
①ワッシャー
②ベアリング
③ゴメクサスハンドルノブ
④ベアリング

の順番で差し込んでいき、ノーマルハンドルがとまっていたネジで締め込み、ゴメクサスハンドルのフタを外した時と逆に回して締めて交換完了となる。
ワッシャーは厚みを選んで巻き感を確かめ、リールの個体毎に決めていく形となるが、自分の場合は2番目に厚いワッシャー1枚で丁度ガタツキ0、ハンドルの回転も良好な状態だった。


実際リールに取り付けてみるとチープな感じがしなくなった。この価格でここまでなら満足。
ロッドのグリップエンド部の装飾と比較。似てると言えば似てるし似てないけどちょっとだけなんとなく統一感あるかもしれないレベル。
今回ゴメクサスのハンドルグリップに交換したことで、ハンドルのガタは完全に解消された。
グリスがきれいなまま残っていたこともあり、特別な注油もせずにそのままカラーとベアリングを交換した形だが、回転力に不満はない。ハンドスピナー並みの回転力を求める人は脱脂の上オイルをさしてから組んだ方が良いだろう。